スラウェシ紀行

ポソ湖から一日かけてルムットの近くまで来きましたが、途中から大雨が降り続き、川が氾濫して道路が浸水!先程通ってきた道路も浸水してしまい戻る事も出来ず、近くの民家に泊めてもらいました。電気、お風呂、トイレも有りません。ただの小屋の様な所で村人は生活をしていました。インドネシアの田舎の人々は優しく、外国人を快く受け入れてくれました。翌朝は晴れて水は少しづつ引いていましたが時間が無い為、ルムットへの登山は断念!水が引くのを待ちケンダリへ向かう事にしました。

 

ポソ湖まで戻り一泊し、それからはこんな風景を眺めながらケンダリへ向かう。ところがここから先の道は非常に悪く、砂利道や泥道、陥没だらけのアスファルトでまともに走る事が出来ません。車の中で飛び跳ねていました。

 

悪路を15時間かけてようやくケンダリに到着。翌日はこの旅の最後の探索。山へ向かい休耕田などを探索しましが、やはりホシクサは見つけられず、諦めかけていたのですが、最後の田んぼでミラクルでが起きました。

 

エクアトール氏が「あったぞー!!!」私も駆け寄り見てみましたが、一瞬どこに有るか分かりません。よーく見ると凄い数のホシクサ!超感動です!!広葉系でしたが葉幅がとても広く迫力のあるホシクサです。エクアトール氏が「翡翠の王冠」と名づけました。周りも探したのですが、この一角にしか有りませんでした。
更に奥地を探せば違うホシクサも有ったかも知れませんが、時間切れです。次回もし来れるとしたらスラウェシ島の南側を集中的探してみると面白いかもしれません。

 

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